介護スクールの通学コースのメリット・デメリットとは?
本格的な高齢化社会へと突入しつつあるいま、今度さらにニーズが高まると思われる介護の仕事。この仕事に就きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そのための第一歩は「介護職員初任者研修」の資格を取得することです。これは介護スクールで取得することができますが、学科は通信教育で実技のみ通学する通信教育+通学コースと通学コースがあります。今回は、通学コースで資格を取得する際のメリット、デメリットをご紹介します。
通学コースのさまざまなメリット
まず、介護スクールに通学するメリットとして挙げられるのは、講師と直接コミュニケーションを取る機会が多いということがあります。講師たちの経験談を直接聞くことができるので、介護業界のさまざまな情報も得やすくなり就職はもちろん、仕事に就いた後にも役立つことが多いのです。授業を受けていて分からないことがあれば、ダイレクトに講師に聞くことができるのも良い点です。
また、スクールの学生同士で交流ができるということも大きなメリットです。同じ目標を持つ仲間として、情報交換をすることもできますし、良い意味でのライバルとなり刺激を受けながら学習をすることができます。
一人で家で学習している場合と比べ、ライバルがいることで勉強がマンネリ化してしまうことも少なくなり、より集中して勉強することができるのではないでしょうか。
また通信教育+通学コースならば認定まで平均3、4カ月程かかる所も多いようですが、通学コースならばスクールによっては平均1カ月程で認定を受けることができるなど、より早く介護の仕事が始められるというのもメリットです。
時間や費用はやや負担に
通学コースを選ぶメリットはたくさんありますが、デメリットがないわけではありません。1つ目は自由に勉強時間を融通できる通信教育と違って、スクールに通学するコースの場合は学科の勉強時間が決まっています。仕事をしながら、また育児をしながら資格を取得したい人には、時間的に負担がかかってしまう場合もあります。
2つ目は、通信教育+通学のコースより、通学のみのコースの方がスクールの費用が高くなっているということです。スクールによってさまざまですが、通学の場合は15万前後かかるところ、通信教育+通学ならば7・8万円台の学校もあり、なかには5万前後でも資格取得が可能なスクールもあります。通学の場合はそのほか交通費などもかかるので、費用に関しては通学コースの方が負担が大きくなることが多いでしょう。
自分に合った方法を選ぶことが重要
生活スタイルや人生設計などは人それぞれです。介護の勉強を始める時には、それぞれのコースのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った方法を選ぶことが必要です。スクールの情報を多く取り寄せて、より詳しい情報を得るようにしましょう。中には通学のみのコースであっても、10万円以下の費用で受けることができるスクールもあります。介護の仕事に就きたい時期や、自分にとって一番良い勉強方法をよく考え、どういった方法で介護スクールに通うか検討してみてください。
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